2023チョコレート特集号　不二家

　ロングセラーチョコレート『ルック』を9月からリニューアル（写真上）。『ルック（ア・ラ・モード）』では、ブルーベリー味が新登場。チョコレートとの組み合わせで食べたい味を同社で調査したところ、ブルーベリーが8割超えとダントツの人気だった。従来からのバナナ、ストロベリー、パイナップルと4つのフルーツの味わいが楽しめる。

　『ルック（ミルクパレード）』『同（ホワイトラバーズ）』は、“サクサクミルク”“バニラ香るホワイト”など、美味しさがより分かりやすく伝わるフレーバー名に変更。「食べる前にイメージしやすいシンプルな表現にすることで、手に取ってもらいやすくなる」と同社。

　また3品とも、“LOOK”の文字を大きくし、シンプルながらもカラフルなパッケージに変更している。「若い人にどんなコピーやパッケージが受け入れられるか、若者視点で企画した」。

　この他にも、宝石のような青色のチョコレート『ルック（青い宝石）』を今年も発売。さらに、アメリカンダイナーの世界観を楽しめる『ルックダイナー（ストロベリージェリー／チョコマシュマロ）』が新登場した。

　新ブランドとして、おひとりさま専用の贅沢スイーツ『三角チョコパイ』『マカダミアショコラ』を9月26日に発売。コロナ禍で増えた“おひとりさま需要”は、今なお衰える気配がない。「一人で行動することが多い人に向けて、ふんだんに良い素材を使い、ちょうどいい量で満足していただける」と同社。

　『カントリーマアムチョコまみれ』『ホームパイチョコだらけ』は3周年と1周年を迎え、感謝の気持ちを込めて、1枚増量して期間限定で発売している。

　『ハートチョコレート』では、姉妹品としてチョコづくしのウェハースチョコレート『ショコラウェファース』が9月26日から新登場。これを機に、スポンサー契約中のプロゴルファー菅沼菜々選手を起用した『ハートチョコレート』のTVCM（写真下）を同日から放送し、テコ入れを図る。