2023原料PR特集 タバタ

徹底した品質管理下で、美味しいナッツを提供

 1947年創業以来、ナッツの鮮度を優先した自社加工一貫システムと、最先端の加工技術にこだわり続け、いまやナッツ業界を牽引する同社。

 食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」を2014年に土気工場(千葉県千葉市)、翌年に千葉工場(同)で取得することにより、全製品の原料に至るまでのトレーサビリティーが可能となった。

 食品表示基準が改正され、2025年4月から食物アレルギーの義務表示対象品目(特定原材料)に「くるみ」が追加されることから、工場では製造過程でアレルゲンとなるものが混入しないように細心の注意を払う。

 食品添加物などを極力使わず、ナッツ本来がもつ素材の良さを活かした製品づくりが身上だ。

 中でも、鮮やかな緑色と濃厚なピスタチオの風味が特徴の『ピスタチオスーパーグリーンペースト』は、ピスタチオをロールですり潰してペースト状に加工した製品だ。お菓子のフィリングや、チョコレート生地への混ぜ込みに使用することができる。

 世界情勢の影響もあり、グリーンピスタチオの原産国であるイランからの輸入が年々困難になりつつあるものの、同社はいち早く対応したことにより、現在も安定した調達が続いている。

 国内需要は人口減少や経済の低成長が慢性化する可能性が高いと考えている同社は、「大量生産・大量消費型の製品ではなく、こだわり抜いた希少な製品を環境に配慮しながら生産していきたい」と話す。