眠気などメンタル面の訴求にも『パラチノース』
甘さが砂糖の約半分で、ゆっくりと吸収される持続性エネルギー源である植物由来の糖質『パラチノース』(写真)は、マラソンなどのスポーツをはじめ、勉強や仕事、eスポーツなど、長時間頑張りたいシーンで幅広く使われている。
エナジードリンク『ZONe』やeスポーツ用グミ『ブレオングミ』、プロテインドリンク『Cycle.me』などに加え、最近では缶コーヒー『ボスカフェイン』にも採用。同製品はしっかりと気分が冴えるよう通常よりカフェイン量が多く含まれている。『パラチノース』は眠気の抑制作用も報告されており、コーヒーなどのカフェイン飲料とは相性抜群だ。
今後は、新たに「頑張りたいとき、リフレッシュしたいシーンなどメンタル面への訴求をしていきたい」と同社では意気込む。例えばお菓子。勉強や仕事中などの気分転換に、誰もが甘いものを食べたくなる。そこに、まろやかでスッキリと後味の切れがよい『パラチノース』が入っていれば、エネルギー源として活力が生まれ、気持ちを切り替えることができる。
「お菓子は機能性が謳いやすい。〝糖の新しい挑戦〟として、メンタル面でも貢献できる」と同社。『パラチノース』がお菓子でも採用されるよう、積極的に働きかけていく。
砂糖を原料として生まれた低カロリー甘味料『パラチニット』については、世界的に需要が伸びているという。これは、オミクロン株の流行でのど飴が急激に伸びたことによるもの。
『パラチニット』は、ハードキャンデーやガム、タブレットを中心に幅広い用途で使われており、ノンシュガーやシュガーレスという表示が可能。吸湿性が低く、特にハードキャンデーでは夏場でもベトつかず、簡易包装や長期保存が可能なので、海外の個包装されていないキャンデーでもよく使われている。