『梅しば』や『玉こんにゃく』など、地元群馬特産の農産品を中心にした製品化で、独自の地歩を築く同社が、寒干大根のロングセラー『ごんじり』のポケット物2品(写真、各120円・税別)を、秋冬向け新製品として6月5日に発売する。
新シリーズの2品は、同社の看板である『梅しば』の味わいに仕立てた『梅しそ味』(35g)と、唐辛子の刺激をアクセントにした『うま辛!』(30g)である。
ガムやグミとは違う酸味の効いた『ごんじり』は、日本ならではの漬物「たくあん」の味付けがベース。繊維質が多くて強めの歯応えが特徴だ。また、味がいつまでも抜けず、さっぱりとした後味から、長時間楽しめて飽きがこない。加えてカロリーが低いことから、メインターゲットを女性に絞って企画された。
前者の『梅しそ味』は1袋あたり48キロカロリーで、繊維質は2.4g。後者の『うま辛!』は39キロカロリーで、繊維質は2.1gである。因みに、2品の素材の寒干し大根は中国産。輸入した素材を同社で加工し商品化したもの。
「今回のシリーズ化の背景には、5年ほど前から『ひとくちごんじり』の名前で、大手CVSの地域限定の留型として販売してきた経緯がある。女性を中心に好評だったので、今回はNB製品として、キツネ(絵本のごんぎつねに絡めて)のキャラクターを前面に押し、2味2様のデザインで新シリーズとして発売する」(同社営業部)と、全チャネルへの挑戦を期待を込めて語る。