酒田米菓、元祖うす焼の新シリーズ

 東北のソールフード『オランダせんべい』の酒田米菓(山形県酒田市・佐藤栄司社長)が、新シリーズ『つまみま煎科』2品(写真、各35g、130円・税別)を4月7日から順次発売中。

 このシリーズはフック対応の個食サイズで、味付けは『焼きそばソース味 こくうま仕立』と『梅しそ味 すっぱ旨い仕立』の2味。山形の米どころ庄内地域産の国産米100%使用のうす焼の生地は、同社の〝顔〟でもある第17回全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞『オランダせんべい』のDNAを受け継いだもの。

 直径30ミリほどの小さなサイズだが、パリッとした歯触り、噛み砕くほどに広がるコメの香りと甘みは元祖の味わい。

 ソース味は懐かしい「屋台の焼きそば」をイメージした濃い目で、開封と同時にソースとアオサの香りが鼻腔を刺激する。梅しそ味は香り高いシソと、国産梅の熟成したほど良い酸味が特徴だ。

 商品名の『つまみま煎科』は、おつまみと一緒に「つまみませんか?」ということで、小ぶりなサイズだが味付けはやや強め。ターゲットは主婦層世代。小腹満たしとして持ち歩け、コッソリ口に含んで、オシャレに食べやすいサイズである。