サステナブルチョコとナッツに注力
同社は、第11次長期経営計画で“「食のマーケティングカンパニー」の進化~共創圏の確立”をテーマに掲げ、食品流通に新たな価値を生み出す食の価値創造№1企業を目指している。
幅広い食の事業を展開する同社のオリジナル菓子部門から、①Tony's Chocolonely(トニーズ・チョコロンリー)は、オランダ人ジャーナリストが設立した会社で、100%強制労働や児童労働に頼らないカカオから作られたチョコレート。その理念に共感した、サステナビリティ経営の先進企業・丸井グループと連携し、2020年10月より日本での販売を開始。トニーズ・チョコロンリー社の活動は、国分グループが「SDGsステートメント」で掲げる6つの重要事項の1つ、「持続可能な食糧生産を支援し、生産に関わるすべての人が適正な対価を得ることができる世界を創る」に繋がるサステナブルな製品だ。
②日本橋菓房の「Nihonbashi Bar」シリーズ=健康志向の高まり、糖質オフまたはゼロの酒類製品が生活者へ定着・浸透する中で、ヘルシーなおつまみの必要性を考え、健康や美容に効果的とされるナッツに注目し、2020年9月から発売。お酒とのマッチングは、社内で検証してお奨めの酒類を選出。
ナッツに関心が高い30代から40代女性に向け、昨年の春夏新製品から「Nihonbashi Bar 香りを愉しむNutsシリーズ」3品が登場。さらに、今年の春夏新製品として『ラムレーズン風味カシュー&チーズクルトン』(写真右)と『ブランデーの余韻香るチョコ風味アーモンド&カシュー』(写真左)の2品を追加し、全5品となった。