ベイクPR特集2023 宝製菓

塩バタかまんがJFSグランプリ受賞

 2月で創業77年、戦後からビスケット一筋を貫く同社。昨今、機能性や健康志向性を取り入れたビスケット・クッキーが多くなる中、時代の流れを敏感に感じ取れる素材を使いつつ、焼き菓子本来の美味しさにこだわり続けている。

 「昨年は、コロナ禍3年目、ロシアによるウクライナ侵攻などにより原料・資材の高騰や調達リスクが高まる中で前年並みをキープ。昨年より価格改定も含めた商品の改廃、見直しを実施したが、それ以上に原材料・資材・エネルギーコストが高騰しているのが現状。今後もさらなる見直しが必要になるかを随時検証し、適時適正価格での販売に努める」(同社関係者)。

 また「ビスケット類は賞味期限が長く、保存にも適しているため、国内販売だけではなく、コロナ禍により停滞感のあった輸出向け海外販路も、これからは再度強化していく」(同)と話した。

 昨年、ロングセラーとして長年愛されてきた『ミックスビスケット』が、これからも持続可能な商品で次世代にも認知を広めようと、8種類の味をアソートした『ニューハイミックス』(写真右、個包装込み270g、OP)として生まれ変わった。

 また、ここ数年で同社の看板商品に育った『塩バタかまん』(写真左、2019年9月発売、個包装込み137g、280円前後・税抜)が今年2月、(一社)日本フードアナリスト協会主催で、フードアナリスト2万3000人の有資格者が審査する第60回「ジャパン・フード・セレクション」において、見事グランプリを受賞。一般流通菓子のビスケット・クッキー部門では初の受賞となった。