同社は、1974(昭和49)年の創業以来、付加価値の創造こそが企業の存在意義とし、そのことによって社会に貢献するという考えのもと、世の中にない価値を生み出すことに取り組み続けている。
自動車・半導体・電子機器をはじめ、通信・機械・化学・薬品・食品など、幅広い業界で採用されている新製品の約70%が世界初・業界初の製品となっていて、現在、世界46カ国・230拠点で事業を展開するグローバル企業だ。
センサや測定器、研究開発用解析機器、ビジネス情報機器などを手掛ける同社のイチ推しの新製品は、包装印字の常識を変える画期的な包装フィルム用UVレーザプリンタ『FP‐1000』シリーズ(写真上)。
現在使用している包装フィルムはそのままに、サーマルプリンタから簡単に置き換えられる。本体は、取り付けやすいコンパクトヘッドのUVレーザプリンタ。UVレーザプリンタとは、フィルム表面にインクを転写する従来のサーマルプリンタとは異なり、UVレーザ光を照射して、フィルムの印刷層を発色させて印字する方式。
この製品の特長として、①水・油・粉が表面に付着しても、印字後にアルコールで擦っても消えない印字が可能②従来のインクリボン切れやサーマルヘッドの交換などによるライン停止不要で生産ロスなし③インクリボンなどの消耗品や定期保守点検費用などのランニングコストが発生しない。特に、印字工程の廃棄物削減(CO2削減)と省エネルギー化(サプライチェーン排出量「Scope1/2/3」基準)でSDGsへ向けたサステナビリティ活動に貢献する。
既に、国内では冷凍食品やレトルト食品、パウチ飲料、菓子(写真左上)などにも採用されている。
第5566号-パッケージPR特集より