特種東海製紙 高付加価値パッケージを小ロットから

 特種東海製紙グループ13社のトップに位置する同社は、紙類の製造・加工・販売などを手掛け、「ユニークで存在感のある企業集団として、社会と環境に貢献する」を経営理念に、技術と信頼で顧客とともに未来を拓くオンリーワンビジネスを目指す企業だ。

 食品用紙素材にも注力する同社は2020年4月、高付加価値パッケージ「TT-PACKAGE」シリーズを立ち上げた。従来からの高付加価値パッケージ用の紙素材「MATERIAL(マテリアル)」に加え、その素材を使用した最終形状の箱型取りの「FORM(フォルム)」が新たに加わった。単なる製品の梱包材ではなく、魅力的で捨て難いパッケージを開発し、持続可能な社会に貢献する。

 「TT-PACKAGE FORM」は、意匠性・機能性・脱プラスチックに寄与する紙製化など、特殊紙メーカーならではの紙類に関する豊富な知見を活かし、顧客の要望にフィットする紙の選定と、それを使用したプレミアムなパッケージを提供する新サービス。「BOX」「TRAY」「BAG」の3ジャンルで構成されている。

 同社お奨めの3製品は次のとおり。

 『TT-BARRIER DELI』は、食品に直接触れるパッケージとして適したシート状の紙素材で、スイーツや惣菜などの食品の水分や油分を保つ。カラーバリエーションも豊富で、1包(50枚)の小ロットから注文できる。

 『デリボックス SNACK』(写真上)は、内箱に『TT-BARRIER DELI』を使用し、スイーツや惣菜のテイクアウト用などに利用できる食品用ボックス。内箱はゴールド系(4色展開)で接着剤不使用の組立式で液漏れが少ない構造を実現。1ケース(100個)単位で発注できる。

 『SILKY MOLDボックス』(写真左上)は、シルクのような滑らかな質感とWETモウルド製法でつなぎ目のない特有の形状が特長。3色展開で1ケース(100個)単位で販売。

第5566号-パッケージPR特集より