菓子とのコラボでスイーツアイス ロッテ

 

 今年度も主力6ブランド(爽、クーリッシュ、雪見だいふく、モナ王、ガーナ、レディーボーデン)に注力する、アイスクリーム業界売上№1の同社。上半期はここ数年、業界的にも苦戦を強いられてきたが、同社全体では、高気温にも恵まれ、前期比(以下同)106%(業界103%)で推移。特に、主力の『爽』(128%)、『クーリッシュ』(107%)、『モナ王』(111%)の各ブランドが牽引した形だ。

 下半期の施策として、主力6ブランドの注力は継続。ブランド別では、『クーリッシュ』は9月下旬から、『爽』は10月下旬から、特徴となっている微細氷をさらに細かくした。『モナ王』は11月から乳脂肪分をアップし、それぞれ秋冬バージョンとして品質改良した。

 菓子ではこの時期、半世紀以上愛され続けるロングセラー洋酒チョコ『ラミー』『バッカス』が登場。それらとチョコアイスが組み合わさった大人の『ラミーチョコアイス』(写真上)と『バッカスチョコアイス』(各100㎖、税込270円)を10月10日から発売し、さらに菓子で好評の半生ケーキ『冬のチョコパイ』を冷凍下でもしっとりとやわらかいアイスにした『冬のチョコパイアイス』(写真下、50㎖、税込194円)を10月17日から発売した。