オサ機械 チョコ製造機のスペシャリスト

 同社は1932(昭和7)年4月、国内初のチョコレート製造機械専門メーカーとして創業し、今年で90周年を迎えた。長年培ってきた豊富な経験と独創的な技術を活かしたその製造機械は、顧客の課題解決提案から納入、立ち上げ、アフターサポートに至るまでを提供。さらに、ゼネラルパッカーとのグループ化により、チョコレート製造から包装・梱包まで一貫したソリューションを実現している。同社の代表製品は次のとおり。

 『チョコレート・エンローバー』(OED‐300/400=写真上)=表面にチョコレートをコーティングするマシン。用途に応じて、エンローバー(全面用)とハーフコーター(上面用)入れ替えが可能。均一なチョコレートカーテン構造で、色替えや洗浄も容易。

 チョコレート用『バー・フォーミング・ライン』(NR‐800型=写真下/250型)=チョコレートと具材を混ぜて成型するチョコクランチ(バーフォーミング)を製造するマシン。エンローバーと組み合わせて、チョコレートコーティングも可能。

 『シェル・チョコレート・モールディング・プラント』=チョコレートで薄く型を作って、中にクリームやジャムなどを入れて成型するシェル(殻)プラント。バラエティに富んだ多品種生産を完全自動化。

 チョコレート対応『シリアルフォーマー』=昨今話題となっている結着菓子用。グラノーラやパフ、フリーズドライなどの各種材料の結着成型・チョコクランチ製造が可能。端材を再利用し、SDGsフードロス削減にも寄与する。