虎屋は、京都ギャラリー第24回企画展として、「京都洋館さんぽ 麻生哲郎スケッチ展」を10月29日から12月4日に開催する。
同展は、近年文化遺産としても見直されつつある魅力的な洋館を、麻生哲郎氏のスケッチ画でめぐる企画展。
京都の洋館を描きたいという麻生氏からの提案をきっかけに企画し、京都市文化財保護課・石川祐一氏の監修のもと、16軒の洋館を選定。京都文化博物館別館(写真)、大雲院祇園閣など、伝統的な様式建築から一風変わった建物まで多種多様な京都の洋館を紹介している。紙巻鉛筆ならではの柔らかな筆致で描かれた麻生氏の作品は、素朴で優しい雰囲気が感じられる。
この他、紹介する建物の所在地が一目でわかる地図や、洋館を身近に感じられるミニコーナーも用意している。