創業101年目を迎えた老舗の同社。コロナ禍では「おうち消費・家庭内消費・おうちバレンタイン」の3本柱を施策としていたが、特に今は、諸原料の高騰と物流コスト上昇により、日々価格改定と規格変更に苦戦中ではあるが、商品仕様や原材料、仕入れ先も含めて健闘中だ。
ロングセラー製品をたくさん持つ同社だが、その代表格は、1965(昭和40)年発売の定番製品『源氏パイ』だ。小麦粉・マーガリン・砂糖を主原料とし、丁寧に焼き上げたパイで、それをミニタイプにし、パイの片面にまろやかなチョコレートをコーティングしたのが、今秋イチ推しの『源氏パイ チョコ』(個包装10枚、写真上)。来春までの期間限定販売だが、通年販売を希望するファンも多い。さらに、そのミニタイプの源氏パイをチョコレートでフルコートして付加価値を上げ、真っ赤な外装で仕上げたのがギフトに最適な『源氏パイチョコ包みギフトBOX』(個包装14枚、写真中)。来年のバレンタインやホワイトデーなどで訴求していく。
1964(昭和39)年発売のこちらも期間限定ロングセラーで、パン生地をチョコレートでコーティングした腹持ちの良い『チョコバット』シリーズ。時代の流れともいうべきラインアップは、「エース」1枚または「ストライク」3枚でオリジナルノートをプレゼントする『チョコバット エース』(1本、写真下上段)、ファミリーサイズの『がんばれチョコバットくん』(8本、写真下下段)の2アイテムとなった。
今秋冬はこれらの製品を使って、SNSを活用した販促によるPR等を予定している。