同社の秋季テーマは、①カカオの力で未来の笑顔を作ろう「サステナブル志向提案」②本物の健康を見つめよう「健康志向提案」③お菓子の力で日常を豊かにしよう「ロングセラー志向提案」–である。
①では、製品ごとに異なる産地のカカオ豆を使用する『ザ・チョコレート』4品(写真上、各42g)を9月20日にリニューアル。「カカオ産業のサステナブル化に貢献」するブランドを目指し、チョコの嗜好価値向上を図る。
リニューアルのポイントは、チョコの形状とパッケージだ。チョコの形状は、カカオの香味を最大限に引き出す薄さ・表面加工・重量とし、「大和比」に準じた1口サイズに。パッケージは、カカオ産地の循環をイメージさせるデザインに変更した。
②では、明確な知見に基づいた「習慣(摂取)化の促進」を『オリゴスマート』2品(写真中)と『チョコレート効果』(写真下)で取り組む。
砂糖の代わりにフラクトオリゴ糖を一部加えた『オリゴスマート』では、一部製品における原材料の見直し、パッケージと訴求メッセージの大幅刷新などによるリブランディングを実施。美味しさを担保し、機能面を強化することで健康志向チョコとしての提供価値を向上させる。
近年「低GI食品」訴求を続けるロングセラー『チョコレート効果』では、『同アーモンド』と『同マカダミア』も低GI食品であることが明らかになったので、パッケージでの「低GI食品」訴求を開始。新たに『チョコレート効果カカオ72%マカダミア大袋』も投入する。
また、「毎日コツコツ朝から健康 高カカオ習慣チャレンジキャンペーン」を8月末から来年6月までの長期にわたって実施。
③では、今年60周年を迎えた『アーモンドチョコレート』で記念ムービーを作成し、番組露出・SNS配信・店頭活用・ラジオCM等を展開。
人気アニメとのコラボ「meiji×東京リベンジャーズ」は9月、チョコレート製品を対象として売場活性化へ。対象は『明治ミルクチョコレート』はじめロングセラーを中心としたチョコ全般。