『わさビーフ』発売35周年記念! 山芳製菓、わさビーフ農場でいも掘りイベント

じゃがいもゴロゴロ! テンションUP‼

 7月23日の午前、山芳製菓が「わさビーフ農場じゃがいも収穫体験」を実施した。参加したファンはSNSで応募した9組25名。このイベントは『わさビーフ』発売35周年を記念するスタート企画。水戸JAと生産者の協力の下、茨城町城之内のわさビーフ農園でいも掘りと座学を楽しんだ。

ファンと結ぶ「絆」

 

 朝8時40分の受付開始前には、参加者はJA水戸南部営農資材センター前に集合していた。車での現地集合ということから、東京、埼玉、神奈川、栃木、そして地元茨城県から駆けつけたファンが中心で、それぞれ長靴履きで気合も十分だ。

 最年少は2歳の女の子。夏休みに入った小学生とそのファミリー、若い夫婦など、大半は30歳代の山芳ファンたちだ。

 受付完了後、同社マーケティング部の折原正義課長の、注意事項や進行の説明を聞いた後、センターに面した2ヘクタールの「農場」へと向かった。

 春植えの馬鈴しょ畑は、すでに収穫のピークを過ぎているが、さらさらとした土の中から、きれいな肌のコノシロがゴロゴロ出てくる。この日の予想気温は34度と朝のニュースは伝えていた。

 「今日は最高に暑くなるらしいです」と、地元から参加した若いママさんも、微笑みながらいも掘りに夢中。隣の息子もそっちのけだ。なぜか、水遊びや土いじりはテンションが上がる。「ほらでっかいの取れた!」と見せてくれる男の子。大人も子供も夢中になり、段ボール箱はみるみるうちに満杯になった。

 約1時間のいも掘り後は、センターの出荷場で座学。JA水戸南部営農資材センターの奥谷光一統括センター長から、茨城町の農業の現状、折原課長のポテチ生産の工程などを学んだ。その後は山芳スタッフのお手製「じゃがバタ」を頬ばり、今日収穫した馬鈴しょで作った『わさビーフ』がもらえるジャンケン大会などを楽しんだ。