キティー 加熱殺菌体で食品への配合が容易

 同社は“私たちは、「食と美容」を通して、健康と幸せに貢献します。を企業理念に、フードテクノロジーの研究開発およびヘルスケアフーズの製造販売を手掛ける創業から37年目の企業だ。

 同社のイチ推しは次の2製品となる。

 『クリスパタス菌KT‐11』=乳幼児の腸内には、出産時に母親の産道を経由して受け継がれる「クリスパタス菌」が存在する。この菌は、腸内にてアレルギーや感染症発症リスクを軽減するといわれる乳酸菌で、同社が国内で唯一実用化に成功した。加熱殺菌体の乳酸菌ではあるが、機能活性は高く、最終製品に機能をプラスすることができ、食品への配合が容易。安全性と認知度から子供向け製品に採用が増加中だ。さらに配合量に応じて「デンタブロック乳酸菌」「ゼロアレル乳酸菌」「めはな乳酸菌」の商標使用が可能となる。

 『ビフィスリム菌®KMH001』=ヒト由来のビフィズス菌を同社独自の方法で加熱処理した粉末形状の食品原料。エビデンスで生きたビフィズス菌と同様の整腸効果を確認した同製品は、生菌では配合が難しかった菓子やデザート、飲料、レトルト食品、調味料などにも利用できる。整腸作用・肥満に関する腸内フローラ改善効果が期待でき、一般加工食品のほか、健康食品、サプリメントにも推奨だ。