「無駄なくおいしく食べて、健康で健全に長生き」をモノづくりのコンセプトとして、香料を通じて生活者に嗜好性の高い食品を提供できるよう、創意工夫を凝らしている同社。
中でも『SFバニラフレーバー』は、これまで実現不可能と思われていた、空想(SF)のような話を具現化した新しい香料。近年価格高騰が続いている天然バニラ抽出物を使用せず、バニラの香気成分を詳細に解析し、さらに特許取得済みの天然バニラ特有の熟成感を付与できる抽出物を組み合わせることで、天然バニラエキスと比べてもそん色なく、さらに安価で安定供給が可能だ。
また『バニラマセレ』(写真)は、マダガスカル産のブラックタイプのバニラビーンズを凍結粉砕し、シロップに漬け込んでいる。同製品は食品添加物ではなく、「食品」。食品でありながら添加物並みのバニラビーンズ使用量なので、少量で本物のバニラの香りを楽しむことができる。
昨今、プラントベースフードなどサステナブルな取り組みが注目されている。同社でも、顧客の商品コンセプトにマッチするよう、特に「動物由来原材料不使用」や「アレルゲン不使用」などの食品を美味しく食することができるよう独自技術を駆使し、市場のニーズに応えるべく取り組みを強化していく。