岩塚製菓、『黒豆せんべい』に プレミアムな2品登場

 「日本のお米100%」使用を企業アイデンティティに掲げる同社が、主力製品『黒豆せんべい』で、気鋭の日本料理人笠原将弘氏とコラボした『黒豆せんべい 柚庵焼き仕立て 醬油味』(写真左、8枚、NPP=参考小売価格260円・税別)と『同・西京風みそ仕立て』(写真右、前同)の2品を、5月23日から期間限定で全国発売する。

 笠原将弘氏は、正月屋吉兆で修行ののち、2004年に東京・恵比寿に日本料理店「賛否両論」を開店。鋭い感性で作りあげる独創的な料理が評判となり、たちまち予約の取れない人気店になった。その笠原氏の日本料理にかける理念と、岩塚製菓の「米・技・心」の品質主義を掲げる理念が響き合い、今回のコラボを成立させた。

 『黒豆せんべい 柚庵焼き仕立て 醬油味』は、焼き物の定番、柚庵焼の味わいを再現。塩分を控えたあっさりした薄口醤油と、ほんのり香る爽やかな柚子のバランスが取れた上品な味わいだ。一方の『西京みそ仕立て』では、味噌、酒、砂糖を米の味わいに合うよう、調合に工夫を凝らした。裏ごしした西京風みそのほんのりとした上品な甘さが、せんべいの生地や黒豆の香りと相乗していく作り。

 パッケージは、ブランドの上級感を示す黒と、落ち着いたピンク。金色の帯にエンブレムを思わせる「贅」の一文字と「賛否両論」のロゴ。裏面に笠原氏が監修し、完成させた「味わい」のコメントがついている。販売期間は約2カ月。