浪花屋製菓、カリッ&ピリッと 春夏向け『柿の種』

 大正12(1923)年創業、2年後に「柿の種」の基礎を完成させ、おかきのジャンルを創出した元祖。新潟土産の顔として古くから『浪花屋の柿の種』は、世代を超えた支持を受けている。

 3月8日発売(同1日出荷)の『浪花屋の柿の種ゆず七味』(144g=6分包、参考小売価格250円・税別)は、国内製造のでん粉と国産もち米をベースに、カリッと焼き上げた種に、さわやかなゆずと七味唐辛子で味付けした製品。生地のカリッ、ピリッとした唐辛子の刺激を、ゆずの香りで優しくまとめた設計だ。

 やや唐辛子の刺激が立った味付けだが、マイルドばやりの昨今、『元祖柿の種』の本来の味わいでもある。

 パッケージはグリーンが基調で、大きな黄色いゆずと赤い唐辛子が、シズル写真としてデザインされている。元祖柿の種のオリジナルデザインである〝越後の四季〟の、ほのぼのとしたイメージとは異なる春夏向け製品らしい装いで、フレッシュ感が強調されたデザインだ。

また、内装の小袋は外装の緑と黄が逆転し、かつ下部には透明な窓を設け、中身の種とピーナッツが見える。小袋は落ち着いた和風のデザインで、バッグなどに入れて持ち歩き、外出先での小腹満たしに、という設えになっている。