今年の干支「寅」にちなんだ新商品として、虎をモチーフにした新しい羊羹を4月、6月、9月に順次販売する。
虎豆入蒸羊羹『子虎跳ねる』=模様の入り方が虎に似ていると言われる虎豆を黄の蒸羊羹に散らし、黒の蒸羊羹と重ね合わせている。虎豆を使った羊羹は、同社では初の試み。その虎豆を元気にじゃれあう虎の子供たちに見立て、『子虎跳ねる』と名付けた。虎豆のほくほくとした食感とやさしい甘み、そして蒸羊羹の弾力が程よく感じられる食感との相性の良さを楽しめる。4月16日から5月上旬に販売(なくなり次第終了)。中形2160円。
特製羊羹『虎颯』=風を切って颯爽と走る虎の縞模様を、黄の琥珀羹と黒の煉羊羹の直線を組み合わせて表現。6月1日から6月中旬に販売(なくなり次第終了)。中形1944円。
湿粉製棹物『月夜の虎』=黒砂糖入の小倉羊羹を、そぼろ状にした黄と黒の餡で挟み、蒸しあげた。黒砂糖入の小倉羊羹が入った湿粉製棹物は、同社では初。定番の煉羊羹『おもかげ』と同じ西表島産の黒砂糖を使っており、丸みのあるやさしい味が特徴だ。小倉羊羹はふけゆく夜の静けさを、黄と黒のそぼろは、月光に照らされ、一段と美しく神々しく見える虎を想い起こさせる、情緒あふれる意匠となっている。9月1日から9月中旬に販売(なくなり次第終了)。中形1944円。
「とらやと楽しむ寅年」スペシャルサイトも公開中。