『みたらし餅』や近年のヒット『あんころ餅』、ごく最近は『ラムネ餅』がSNS上で話題沸騰中の同社が、今秋冬向けに9月から発売をスタートさせた2品が好調。
信州らしい秋の味覚『くるみ大福』(スタンド型=115g、参考小売価格220円・税別、平袋=190g、同330円)は、同社の独壇場である「ちいさな大福」の新製品である。
ほどよい甘さの漉し餡と、柔らかい餅の両方に、クラッシュしたクルミを練りこんだもの。全体としては懐かしい和風の作りだが、どこか新しい味わいがある。
またパッケージでも、半生菓子では珍しいスタンドパックを採用したほか、平袋ではリスやクルミ、秋の紅葉林をイメージした木々のイラストが採用されており、どこかメルヘンチックな印象を与える。
この試みや和洋混交は、半生菓子になじみの薄い若年世代が、手を伸ばしやすい動機付けになるだろう。