観光地や全国の主要都市の土産品売場には、大手メーカーのNBによるご当地味が並んでいるが、同社の「ご当地巡り」シリーズはひと味違う。コロナ禍で観光や遠出が叶わない昨今、気分を味わうアイテムとして、興味をそそられる。
10月11日から11月末までの期間限定で発売される『ご当地巡り 新潟仕込み お好み焼風味』(2枚×12袋=24枚、NPP=参考小売価格200円)と『同・三幸の柿の種 宇都宮焼餃子風味』(5袋=105g、同200円)は、このシリーズの第3弾。前者は独自の粒つぶ製法による薄焼せんべいに、大阪のお好み焼の味わいを乗せたもの。青のりを練りこんだ生地に、マヨネーズパウダー、鰹パウダーを仕込んだ特性醬油で下味をつけ、さらに大阪らしくオタフクソースで仕上げている。
後者は餃子の町として有名な宇都宮の「協同組合宇都宮餃子会」の公式承認を受けた折り紙付きだ。野菜の旨みとほど良いゴマ油の香ばしさが特徴の柿の種で、大粒ピーナッツもたっぷり。このシリーズは開発の事前に自社サイトでのWEB調査を実施して企画制作しており、今回の製品化では7~8月の調査で1万0447件の回答をもとにした製品という。
10月18日にはお手軽価格路線の『チーズアーモンドのいたずら』(15枚、同150円)と『同・パーティーピザ風味』(15枚、同150円)を12月末まで発売。売れ筋『チーズアーモンド』の、アーモンドを取っちゃいました!という悪戯心で楽しむおつまみアイテム。
薄焼の米菓の香ばしさとチーズの旨みがシンプルで、おやつやお酒の友にも最適だ。後者はピザシーズニングを加えたもの。アーモンドがない代わりに、好きなトッピングを乗せてどうぞ、というアレンジ提案も心憎い。