国産米100%使用の岩塚製菓が、9月13日、20日に以下の3品を発売。
13日にリリースした『田舎のおかき 青のり味』(8本、NPP=参考小売価格220円前後)は、同社のもちカテゴリーを牽引するシリーズの新味。今春もち専用の新工場(沢下条)が稼働を始め、生産キャパが大幅に増えたこともあり、同社のさらなるもち拡売に向けた施策の一環だ。既存の『まろやか醤油』『塩』『ざらめ』に次ぐ、4品目の定番獲得を窺うアイテムである。
青のり味はこれまでも期間限定製品として、投入されたことがあるが、今回の製品は生地にあおさと青のりを練りこみ、コメの風味+磯の香り豊かな仕上げだ。
同日には、新しいうるち米生地による揚げせん『紅ショウガ天』(80ℊ、同260円前後)も投入される。こちらはコロナ禍もあって、需要が伸びている〝家のみ〟と、若年層のファン獲得を狙った製品だ。
幅広の短冊で、表面にテンプラをイメージしたブクがあり、生地はやや堅めだが、サクサクと非常にほぐれが良い。味付けは商品名の通り、大阪名物の庶民の味。ソースの効いた串揚げの「紅ショウガ天」をイメージした。裏面には『バンザイ山椒』で話題となった手書き風のネコのイラスト。ダジャレの「オマケ」付で、和ませてくれる。
20日発売の冬期限定『味しらべコーンポタージュ味』(28枚、同220円)は、冬ならではの味わい。北海道産とうもろこしのシーズニングで、クリーミー&まろやかな味わいが、『味しらべ』の優しい口どけと相まって後を引く。来年の1月末までの冬の定番。