パインは、70周年を記念した冊子『70周年、次世代をめざして。』(写真)を3月3日に発行した。
1951年(昭和25年)に生まれた同社の『パインアメ』は、昭和、平成、令和の3つの時代をまたぐロングセラーとなり、70周年を迎えた。その節目に、これまでの軌跡を新たな視点で見つめるとともに、未来へ向けた様々な取組みを、数多くの写真やニシワキタダシ氏の漫画によりユーモアを交えて紹介。戦後から続くパインの歴史を改めて知ることができる。
全頁が『パインアメ』のカラーであるイエローをベースにしたカラフルなビジュアルで、お祝いムードに溢れたバラエティー感のある誌面。
社員の士気を高めるために事あるごとに読み上げられるという「商品憲章」に始まり、西野亮廣やカジサックなど「著名人からのお祝いメッセージ」、1948年に業平製菓として創業してからの歴史が分かる年表「パイン株式会社の歴史」、『パインアメ』の大きさや年間生産数を図解で分かりやすく解説した「数字で見るパインアメ」、発売当初から現在までの「パッケージのレキシ」、パインアメ以外の数多くの「70年の歴史を彩った名作お菓子」、パンや雑貨など60点を超えるアイテムが誕生したコラボ製品を紹介する「コラボレーション」、パインアメができるまでが分かる「パインアメ工場見学」、昨年完成した次世代工場を紹介する「NEXT GENERATION FACTORY」、若手営業マン5人による座談会など盛りだくさんの内容だ。
社員のインタビューでは、現会長の上田豊社長(当時)がパインアメが生まれた背景や、〝変わらないように変えてきた〟これまでの変遷、次世代工場や社会貢献など、多岐にわたる話を語っている。
また、現社長の上田真弘工場長(当時)のインタビューも掲載、「パインアメを日本全国、誰もが知っているアメにしたい」と意気込みを語っている。