栗山米菓、『ばかうけ』をご当地味とコラボで

 『ばかうけ』『瀬戸しお』の栗山米菓の2月の新製品は、人気YouTuberHIKAKINとのコラボ(1月下旬から順次発売中)や、今回の「ご当地ばかうけ」シリーズ(4品)、TVアニメ「呪術廻戦」(2品)と、華やかである。

 2月8日にリリースされた『ご当地』シリーズは近年の恒例。現下、Go toキャンペーンも中止のままだけに「行った気分で‼」楽しめるアイテム。主力製品の『ばかうけ』をベースにした16枚入りの4品は、北海道の『じゃがバター味』、名古屋の『手羽先風味』、大阪の『たこ焼き風味』、福岡の『辛子明太子味』(以上各2枚×8袋、NPP=参考小売価格220円前後)である。

パッケージも各地域の観光名所と、味付け素材のシズル写真を組み合わせたイラスト入りのデザインだ。北海道は「雪」「アイヌ」、名古屋は「信長」「しゃちほこ」…などが取り入れられて楽しい連想を誘う。また、個装紙も各地2種ずつ観光シンボルを印刷してある。

15日には、週刊少年ジャンプに連載中で、コミックの累計発行部数2500万部という人気から、TVアニメ化された『呪術廻戦』とコラボした『呪術廻戦ばかうけ 青のりしょうゆ味』(26g、同120円前後)が発売される。昨秋は『鬼滅の刃』とのコラボもあり、同社の得意領域である。

内容はひと口サイズの『ばかうけ 青のりしょうゆ味』だが、パッケージは、アニメの主要キャラクターを2様のデザインにし、マット印刷された〝怪しく光る〟特製シールが黒い袋に入って、1袋に1枚添付されている。シールのデザインは10種。コレクション欲をそそる趣向だ。

何が出てくるかはお楽しみ。製品を美味しく食べながら、プラスアルファがあるところは、前記の『ご当地』シリーズと同じ仕掛けだ。