外松、秋向け新製品とリニューアル

 原料卸と商品企画販売の外松が、9月1日から秋向け2品を発売する。

 半生菓子の若年層への需要拡大は業界のテーマ。若い需要者獲得をコンセプトにした同社の『スタンドパック』シリーズは、包装形態もデザインも、従来路線とは一線を画すスタイルである。

今回の新製品『チョコバナナ大福』(写真、個装紙含め88g、参考小売価格220円・税別)は、シリーズの活性化という狙いもこめられている。子供から高齢者まで、年齢を問わず人気の高い「チョコバナナ」味で、和菓子の定番である大福を洋風テイストに仕上げた。チョコチップが入った滑らかなバナナクリームを、ふんわり柔らかいマシュマロと、バナナ色のお餅で2重に包んだ可愛い大福である。

パッケージデザインもバナナイメージの黄色。表面にはバナナとチョコ、製品のシズル写真を大きく描き、裏面に設けた半透明の窓から製品が見える特異なパッケージだ。

もう1品はリニューアルされた『秋の味わいミックス』(222g、同330円・税別)である。素材は秋の味覚の代表であるサツマイモ、栗、カボチャの3つ。ミックスされている製品は焼きいもようかん、栗ようかん、栗まんじゅう、栗最中、パンプキンあんパイ、花形の最中皮の片側に信州産リンゴのゼリーを流し込んだ信州りんご、そして飯田を代表する栗しぐれの計7種がアソートされている。

パッケージはオレンジ赤、茶色、緑など、パステル調で描かれており、秋色の3種の素材のイラストが、ほっこりとした印象を与えるデザインである。