柿の種をはじめ業務用米菓を製造する阿部幸製菓は、糖質ゼロの麺で食べる『ロカボスープ』(写真)を7月13日に発売。
糖質や塩分、添加物などの使用を控えた「ウエルネス食品」の国内市場規模は、2019年に3兆5411億円になり、糖質オフ・ゼロの製品は18年比で2.8%増の3612億円と言われている(富士経済調べ)。
そこで同社では、成長している低糖質市場へ向け、糖質ゼロの『ぷるんちゃん麺』を使用した低糖質スープを開発した。
ぷるんちゃん麺とは、植物に含まれる食物繊維「セルロース」とこんにゃくの主成分「グルコマンナン」を原料とした、糖質ゼロ、無味無臭でクセのない麺。繊維メーカーのオーミケンシが開発した。
『ロカボスープ』は、袋のまま電子レンジで温めるだけで、飽きのこないよう、ゆずカレーとごま豆乳の2つの味を用意した。それぞれ1食当たりの糖質が10g未満となり、(一社)食・楽・健康協会主催のロカボマーク認定製品となっている。
「冷やしても温めても美味しいロカボスープは、働く女性の手軽にヘルシーな食事を取りたい欲求に応えており、軽食や夜食として利用できる」と同社。どちらも200g・参考価格298円(税込)。