アサヒグループ食品、コロナ太りを気にする人にプロテインを推奨

アサヒグループ食品は、新型コロナウイルスに関連して現在気になっていることを調査した。

調査は、5月に全国2060代の男女を対象にインターネットで実施。1003人の有効回答を得た。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出自粛やテレワークの普及など今までとは違った環境で、どんなことを不安に思っているか調査したところ、「自身や家族の新型コロナウイルス感染」が50%台、「ストレスを感じやすくなった」という声が30%台を占めたほか、「運動不足が気になる」(40%弱)、「筋力低下が気になる」(20%台)、「体重が増加した」(同)といった声も上がった。

そうした声を反映してか、同社の食事代替型ダイエット食品『スリムアップスリム』は、非常事態宣言発令後の4月~6月に前年比で約3割売上が伸長。特に6月は、前年比155%と大幅に伸びた。

また同社では、コロナ太りを気にする人やコロナダイエットに取組む人に向けて、プロテインをすすめている。

近年、健康志向の高まりやからだづくりへの関心、スポーツ人口の増加などを背景にプロテインのニーズが高まっている。富士経済によると、2019年のプロテイン市場は前年比119.1%と堅調に推移、2020年も同110%で伸長すると予測されている。

同社では、プロテインを手軽においしく摂取できる製品として、バータイプやパウダータイプなど幅広いラインアップを展開している。

そのうち、『1本満足バー』の2019年売上は、『1本満足バー プロテイン』シリーズ(写真)の好調で前年比135%と大幅に伸長し、13年連続で拡大。今年1〜6月の売上は同162%と好調に推移している。

『ディアナチュラ』の今年1〜6月の売上は、『ディアナチュラアクティブ』シリーズの好調などで同109%と伸長。

 『クリーム玄米ブラン』は、手軽に食べられる「たんぱく栄養食」として訴求している。