岐阜県各務原市に本社を置き、キャンデーや飴菓子、ういろう、羊羹、ゼリー、駄菓子などを製造する桃太郎製菓(吉田明浩社長)の夏向け製品『本くず上りういろう・水無月』が、世界最大のECサイト「アマゾン」の売れ筋ランキング「ういろう」部門で第一位を獲得した。白いういろうの上面に小豆鹿子(かのこ)を一面に敷き詰めて蒸し上げた。桃太郎製菓のモットーである「厳選した材料を使った丁寧な作り」が活きた。
今回のアマゾン売れ筋ランキングでの第一位を受けて吉田社長は「とても嬉しく励みにもなる。会社の士気も上がった」とする一方で「一日も早いコロナ終息を願う」とも話す。
伝統和菓子の水無月は関西地方ではおなじみの存在で、特に京都では古くから六月の最後の日に食べる習慣がある。もともと夏バテ予防の由来があるが、小豆に邪気払いや悪魔祓いの意味があることから「コロナ除け」として、今夏は水無月の人気がにわかに高まっている。
『本くず上りういろう水無月』250g、アマゾン価格410円(税別)。