(一社)DAGASHIで世界を笑顔にする会(秋山秀行代表理事・㈱大町社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大による医療崩壊が危惧される中、身を挺して治療に当たる医療従事者へ敬意と感謝の気持ちを込め、西日本地区を中心とする医療機関など6施設(現時点)に対し、現在まで累計6万個以上の駄菓子を寄贈してエールを送った。
「家族と会うこともままならず、全身全霊で世のため人のために尽力されている医療従事者にお礼と敬服を申し上げたい。子どもが大好きな、子どもが笑顔になるだがしで心の癒しを味わってほしい」との趣旨で菓子メーカー・問屋29社(別表参照)の協賛を得て始められた同会の支援活動は、去る4月30日、クラスター(感染集団)が発生した全人会仁恵病院(兵庫県姫路市)を皮切りに、同日、見真学園(広島県広島市)、デイサービス水明園(広島県三次市)に対して国府小学校ひまわり学童クラブ(岡山県瀬戸内市)の児童が書いたイラスト付きの応援メッセージを添え、お菓子1千個以上を寄贈した。
その後の5月1日には岡山県看護協会、5月13日には兵庫県看護協会、5月22日には広島県看護協会に対し、マスク着用など感染防止に配慮しながら、それぞれ2万個のお菓子を寄贈した。来る6月11日には、大阪看護協会にお菓子5万個を寄贈する計画だ。
同会の活動に対し、寄贈先の医師や看護師などから「職場の雰囲気が明るくなった」とか「殺伐とした心が癒された」など多数のお礼メッセージが届いている。
同会では「全国の医療従事者にだがしを届けたいと思っているが、数を集めるのが大変。全国の菓子メーカー様、問屋様のさらなるお力添えをお願いしたい」と課題を語りつつも、同会の支援活動は今後も続けられる。
▲2万個のお菓子を寄贈する秋山代表理事(写真右)(岡山県看護協会にて)