「あんこを通して世界の平和をめざす」ユニークな活動を展開している日本あんこ協会(都内豊島区、にしいあんこ会長)は、家族であんこの新しい食べ方を楽しめるレシピブック「目から鱗のあんこ術」の無料配布を4月28日から開始した。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う、同協会の社会貢献の一環。政府の緊急事態宣言をはじめとする諸対策で外出が難しくなっている子どもたちやその親たちに向けて「あんこを通して、少しでも笑顔を届けたい」との思いから、これまで一部の公開に留まっていたものを全面公開することにした。
レシピブックは「いますぐ試したくなる105通りのアンレジレシピ~2020年度版」との副題がついている。PDF形式で、協会のホームページから配布される。5月末までの期間限定。内容はあんこ協会の協会員である「あんバサダー」により考案された105の特別アレンジレシピを紹介している。あんこをより美味しく幸せにワクワクしながら食するための指南書だ。 西山会長はこのレシピを通して「多くの人に『愛すべきあんこ』の魅力を再発見してほしい」と語っている。