バンタン、大阪お土産づくりプロジェクトで環境にやさしい『ハッピーターン』を提案

即戦力人材を育成するスクール運営事業を行うバンタンは、全校産官学協同プロジェクトとして、大阪府と企業が立ち上げたOSAKAもの・ことづくりラボと連携し、在校生が大阪の新名物となるお土産の企画を提案、その優秀作品を決める最終審査会が1217日に大阪府庁で開催された。

「大阪名物となるお土産づくり」をテーマに、バンタン全スクールの学生が大阪の新たな魅力となる〝大阪名物〟とそのプロモーション方法を立案。ファッションやゲーム、食など業界の分野を越えた学生が混合チームを作り、東京校・大阪校合わせて55チーム(約300名)が参加。学内審査を通過した上位10チームが最終審査会で企画プレゼンテーションを行った。

最優秀作品に選ばれたのは、ファッションやヘアメイクを学ぶバンタンデザイン研究所高等部大阪校の高校1年生チームの企画「ハッピーターン~幸せを戻そう、環境へ~」。夢洲の海洋プラスチック問題に着目し、水に溶ける水溶性プラスチックを包み紙に使用したお菓子を提案。「幸せ(ハッピー)を戻そう(リターン)、環境へ」というコンセプトのもと、提携先としてお菓子『ハッピーターン』を製造販売する亀田製菓を想定した企画案で、着眼点と具体性の面で選ばれた。

今後、最優秀賞や特別賞を受賞した学生は、バンタンやOSAKAもの・ことづくりラボのサポートを受けながら生産元や販売元などの協力企業を開拓し、企画実現に向けた取り組みを進める。