富山のおかき専業メーカーである北越が、原料、製法に磨きをかけた正統派あられ『和楽の富』(写真、52g、参考小売価格250円前後・税別)2品を、9月2日出荷で発売する。
コンセプトは「和」「楽」「富」。富山の豊かな気候・風土・水が生み出す国産もち米を100%使用したおかきで、心和み、旨みを、リッチに楽しんでいただこうという、メーカーの願いを込めた製品だ。2品はスリム型のパッケージで、ともに52g入り。原材料にこだわり、量より、クオリティーで勝負、との気迫も感じさせる。
口に入れやすい小粒タイプの『和楽の富 しおあられ』と『同・しょうゆあられ』。前者は国産昆布エキスと塩で味付け。後者は焼津産かつお節粉とたまり醤油を使っている。シンプルに徹した作りである。
同社の生地は「第一に米の甘味と香り」というように、米菓の基本を大切にしている。やや堅めの食感に仕上げられ、ほぐれとともに、口内にお米の香りと甘みが溢れてくる。前者は米の旨みとともに昆布の味わいを、後者はかつおの効いた醤油感が堪能できる。