農林水産省食料安全保障室と災害総合対策室は共同で「考えよう、災害への備え」と題したイベントを同省北別館1階の「消費者の部屋」で先月29日から今月2日まで実施した。これは9月1日「防災の日」に向けた啓発活動の一環。毎年同様の内容で開いている。
「いつもの食品でムリなく家庭備蓄」と謳ったイベント会場には会期中に省内外から大勢の人が訪れた。手間要らずで糖分も豊富、カロリーも高いその特性から近年、非常食・災害食としての価値が見直されているお菓子も多数展示された。
トーヨーフーズの『どこでもスイーツ缶』各種シリーズや今年の災害食大賞で銀賞を受賞した井村屋の『えいようかん』、非常食の代名詞である三立製菓の『カンパン』、これもおなじみの江崎グリコ『ビスコ保存缶』などが並び、来場者の関心を集めた。