日新製菓 新たなチャレンジ 連載最終回

2020年創立50周年&ふくべ煎発売開始40年

日新製菓、これからの道とは?

「日新製菓、新たなチャレンジ」シリーズ最終回は、杉本社長に再び登場願い、佐藤課長、髙橋主任とともに、日新製菓のブランド力強化策や製品政策など、今後の歩みについてきく。

本紙 これまでのお話しで『ふくべ煎』復活による「日新製菓が歩む今後の方向性」が見えてきたような気がします。ここに至るまでの苦労話なども聞かせてください。

佐藤 苦労を感じたことは正直、いまもあまりありません。ただ赴任して感じたのは(私が亀田製菓出身だという、ある意味、うぬぼれ的な)「大手目線」もあってか、日新製菓の知名度が案外と低いということでした。私はそこを何とか覆したいと思いました。お陰さまでいま、日新製菓の「味」が再評価されて、問屋さんや小売店などからも高い支持をいただき始めています。スーパーでも「こだわり志向」を標榜している都内チャネルと良い関係を構築することができています。こうした追い風を活かして、との思いがある一方で、そこは焦らず、まずは栃木県内でしっかりと地歩を固めていくことが大事だと心得ています。そこから北関東、首都圏、東北、甲信越方面へと、知名度のアップとともに販路を拡大していきたいですね。私たちが「北関東ナンバーワンにする」と言ったのも、そういう理由からです…【続きは5415号5面へ】

よみがえった暖簾の味『ふくべ煎』

美味しさと健康性を両立させた『大豆ごこち』