不二製油は、100%植物性のホイップクリーム『ボタニカルクリーム』を開発、4月1日から業務用として販売を開始する。それに先んじて新商品発表・試食会を3月19日、新宿高野本店(都内新宿区)で開催した。
近年、植物性食が世界的に注目を集めていることから、同社は植物由来の『ボタニカルクリーム』を開発。同クリームは、動物性原料・素材は一切使用しておらず、ナッツやフルーツ、野菜など原材料のみ100%植物素材で作られている。世界初の特許製法USSで作られた低脂肪豆乳を使用。濃厚なコクがありながらも後味がさっぱり、すっきりとしているため、食事メニューやスイーツまで幅広く対応、ヴィーガンやベジタリアン向けメニューにも使える。
試食会の冒頭、豆類を食生活にプラスするライフスタイルを推進する「まめプラス推進委員会」の代表幹事である不二製油から、廣瀬康・営業部門企画戦略統括室長が挨拶。「『ボタニカルクリーム』は、約2年ほど前から企画を進め、今日の上市に至った。従来の動物性クリームと相対する物ではなく、体の健康に加え、心の健康まで意識した」と語った。
試食会では、タカノフルーツパーラーチーフフルーツクチュリエの森山登美男氏が試作したパフェやロールケーキ、フルーツサンド、アイスクリームなどが登場。また、森山氏によるパフェのデモンストレーションや同クリームの活用方法を紹介した。
同クリームの商品形態は、1000g×12本(段ボールケース)と10kg(同)。