第1部「インタビュー篇」 「未来の100年」を見据えて
『森永ミルクチョコレート』は2018年、発売100周年を迎えた。「国産第1号チョコレート」の記念すべき節目に、森永製菓のチョコレートカテゴリー担当者は何を思うのか? 佐橋元利氏(マーケティング本部菓子食品マーケティング部チョコレートカテゴリーマネジャー)と土屋 瞳氏(同チョコレートカテゴリー担当)に話をうかがった。
本紙 貴社は1918(大正7)年、カカオ豆からの国内一貫生産によるミルクチョコレートを日本で初めて発売しました。今年は「100周年」にあたります。
佐橋 『森永ミルクチョコレート』では、パッケージに「since 1918」と表示し、その歴史と伝統をアピールしています。でも、「100周年」を記念するイベントは特に予定していません。「過去の100年」ではなく、「未来の100年」を見据え、現在の主力ブランド『ダース』『カレ・ド・ショコラ』『ベイク』をクローズアップします。
土屋 今年、『ダース(1993年発売)』は25周年、『カレ・ド・ショコラ(2003年発売)』と『ベイク(2003年発売)』は15周年をそれぞれ迎えました… 【続きは5377号4面へ】